AIエージェントに「全部任せる」のをやめた理由:受け渡しで止まった経験と、人の確認を挟む形

デジタル表現された人間の脳のイラスト AIトレンド

「AIエージェントに任せれば、全部やってくれる」。そう聞くと、つい期待してしまいます。この記事では、AIの社員(エージェント)を12人作って使ってきた経験から、大変だったことと、任せ方をどう変えたかを書きます。数字で測った検証ではなく、個人の経験です。

前提:作ったもの

AIの社員を12人作りました。最初に作ったのは2人で、そこから少しずつ増やしました。使い方は、チャットで指示する形と、決まった時間に自動で動く形の両方です。最終的には、完全な自動化を目指しています。

いちばん大変だったのは「受け渡し」

大変だったのは、エージェント同士の受け渡し(引き継ぎ)でした。

  • 受け渡しのところで、止まったことがある
  • 事故が起きたことがある

1人ひとりのエージェントは、決まった作業をします。しかし、作業が次の担当に渡るところで、渡し方が足りないと、そこで止まります。人の職場でも、引き継ぎで、止まったり、間違えたりします。それと同じことが、AIでも起きます。

やめたこと:全部を任せる

そこで、全部を任せるのをやめました。

変えたこと:必ず人の確認を挟む

いまは、必ず人の確認を挟んでいます。エージェントが作った物は、そのまま外に出さず、人が確認してから進めます。完全な自動化を目指す気持ちは変わりませんが、確認の所は残しています。

「全部任せられる」と期待する前に、決めておくこと

  • どこまでをエージェントに任せて、どこから人が確認するか
  • 受け渡しで止まったとき、誰が気づくか
  • 事故が起きたとき、戻せるか

介護の記録や、利用者の情報を扱う仕事では、特に慎重にします。個人情報は入れません。外部のAIを業務で使ってよいかは、施設や法人のルールで決まります。迷うときは、管理者や担当者に相談してからにします。

まとめ

  • いちばん大変だったのは、エージェント同士の受け渡し
  • 全部を任せるのはやめて、人の確認を挟む形にした
  • 完全な自動化は目標。ただ、確認の所は、いまも残している
この記事を書いた人

介護の現場で18年。介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員(ケアマネジャー)。介護の仕事をする人が、AI や Excel を安全に、無理なく使えるように、公開されている資料と現場の経験で確かめた使い方を書いています。

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