自分の職場向けに作ったツールを、他の施設でも使える形にするとき気をつけたいこと

カラフルな背景のウェブページスクリーンショット。情報共有ツールのインターフェース。 AI活用術

介護の現場に18年いて、最近は職場の情報共有を支える小さなアプリを、AIの力も借りて作っています。会議の情報、食事の情報、申し送りなどを、職種や役職に応じて出し分けるためのものです。

このアプリは、もともと筆者の勤務先の運用に合わせて設計しました。そのため、他の施設でも使える形にできないかと、いま考えています。まだ検討している最中で、「こうすると決めた」という話ではありません。この記事では、その検討のなかで見えてきた注意点を、一般論として書きます。

「うちの運用」は、気づかないうちに前提になる

自分の職場に合わせて作ると、次のようなものが、コードや画面の前提に入りやすくなります。

  • 会議の種類と呼び方(ユニット会議、フロア会議、リーダー会議など)
  • 食事の区分(常食、きざみ、ソフト食などの分け方)
  • 情報を誰がどの範囲まで見られるかのルール
  • 委員会の構成(褥瘡、感染、給食など)

どれも、自分の職場では当たり前のことです。当たり前なので、「前提になっている」と気づきにくいのです。

他の施設で使うなら、最初に疑うところ

他の施設では、同じ言葉が違う意味を持つことがあります。食事の区分の呼び方が違う。会議体の名前も数も違う。役職の階層の深さも違う。

こうした違いは、あとから個別に直すほど手間が増えます。そこで、前提を「設定で変えられるもの」と「変えない核」に分けて考える必要があります。

  • 名前や区分のような、施設ごとに違うもの → 設定にして、画面から直せる形にする
  • 個人情報の扱いのような、どの施設でも守るもの → 設定にせず、核として固定する

気をつけたいこと

  1. 一度に全部を汎用にしようとしない。 他の施設の運用を、今の時点で全部想像することはできません。違いが見つかったら設定で吸収できる、という余地を残しておくほうが現実的です。
  2. 公開範囲のルールは、単純な設定にならない。 「役職の一覧を設定にすればよい」とは限りません。役職の階層そのものが施設ごとに違うことがあるからです。
  3. 前提を疑ってくれる人に見てもらう。 自分の職場の運用が前提に染みついていると、自分では気づけません。別の職場を知っている人や、前提を共有していない人の目が役に立ちます。
  4. 個人情報の扱いは、汎用化しても緩めない。 外へ出す仕組みを作るなら、本人や家族への説明のしかたも、先に決めておきます。

まとめ

自分の職場に合わせて作ったツールは、「うちの運用」が前提に入っています。他の施設でも使える形にするなら、まず、どこが前提になっているかを洗い出すところからです。

他の施設でも使える形にするかは、まだ検討中です。決まったことが出てきたら、あらためて書きます。

この記事はAIの補助を受けて作成し、介護現場18年の筆者が内容を確認しています。

この記事を書いた人

介護の現場で18年。介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員(ケアマネジャー)。介護の仕事をする人が、AI や Excel を安全に、無理なく使えるように、公開されている資料と現場の経験で確かめた使い方を書いています。

kazeをフォローする
AI活用術
kazeをフォローする
AI介護kaze|AIと自動化で働き方を変える

コメント

タイトルとURLをコピーしました