「AIエージェント」という言葉を、よく見かけるようになりました。ChatGPTのようなチャットのAIと、何が違うのでしょうか。この記事では、違いの整理と、筆者がAIの社員(エージェント)を12人作って使っている経験を、分けて書きます。
チャットのAIとエージェントの違い
- チャットのAI:こちらが質問や指示を書くと、その場で答える。指示のたびに、人が操作する
- エージェント:目標や役割を渡すと、手順を考えて、道具を使いながら作業を進める。人の指示がなくても、続きを進められる
どちらが上、という話ではありません。相談や下書きにはチャット、決まった作業の繰り返しにはエージェント、というように、向いている場面が違います。
筆者が作ったもの:AIの社員12人
筆者は、AIの社員(エージェント)を12人作りました。最初に作ったのは2人です。相談役と、作業の担当でした。そこから、必要に応じて少しずつ増やしていきました。
使い方:チャットで指示する形と、決まった時間に自動で動く形
使い方は2つあります。
- チャットで指示する形:その場で頼みたいことを、文章で伝える
- 決まった時間に自動で動く形:毎日・毎週の決まった作業を、人が操作しなくても動かす
最終的には、完全な自動化を目指しています。ただ、いまは「完全に任せる」形にはしていません(理由は、次の2つの節に書きます)。
大変だったこと:受け渡しで止まる、事故が起きる
いちばん大変だったのは、エージェント同士の受け渡し(引き継ぎ)です。受け渡しのところで、止まったことがあります。事故のようなことも起きました。人と人の引き継ぎで、伝え漏れが起きるのと、よく似ています。
任せ方を変えた:必ず人の確認を挟む
そこで、全部を任せるのはやめました。大事なところには、必ず人(筆者)の確認を挟むようにしています。
これから試す人へ
- 最初から、たくさん作らない。少なく作って、少しずつ増やす
- 受け渡しの所は、止まる・間違える前提で、人が確認できる形にする
- 個人情報や、利用者の情報は、エージェントに入れない。外部のAIを業務で使ってよいかは、施設や法人のルールで決まる。迷うときは、管理者や担当者に相談してからにする
まとめ
- エージェントは、チャットのAIと違い、手順を考えて作業を進める
- 作るのは少しずつ。使い方は、チャットの指示と、決まった時間の自動の両方
- 全部は任せず、必ず人の確認を挟む


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